中耳炎が難聴を発症する

中耳炎にかかると、難聴を発症する場合があります。
これはどんな病気なのでしょうか。

大別すると、急性中耳炎滲出性中耳炎慢性中耳炎の3種類です。
いずれの中耳炎も難聴を発症する可能性があります。

急性中耳炎・慢性中耳炎

急性中耳炎とは、中耳に細菌が感染したことによって炎症を起こすものです。
インフルエンザ菌や肺炎球菌・溶血性連鎖球菌などの細菌による感染が多いと言われています。
急性中耳炎を発症すると、耳の痛みや発熱・耳鳴りなどの症状が現れ、この段階で難聴の症状が表れる場合があります。
重症の場合は、鼓膜穿孔に至ります。
早期に適切な治療を受ければ、急性中耳炎の症状は改善されます。
急性中耳炎の後に鼓膜穿孔の症状が表れる場合もあり、それを慢性中耳炎と呼びます。
慢性中耳炎を発症した場合は、手術で治療する必要があります。

滲出性中耳炎

滲出性中耳炎は、中耳に液体がたまることで鼓膜などの働きが阻害され、音が聞こえにくくなる中耳炎のことです。
滲出中耳炎になると、聞き取りにくくなるだけでなく、常に耳が詰まったような感じや、自分の声が耳の中で反響するなどの感じがします。

早期治療で悪化を防ぐ

中耳炎にかかった時点で難聴の症状が出る場合が多く、耳に違和感を覚えたら、すぐに耳鼻科を受診し、適切な治療を受けることが大切です。
特に、慢性中耳炎になると手術を受けなければならない場合が多いので、中耳炎は早期に治療をして悪化させないように気を付けましょう。