補聴器の上手な使い方

補聴器を快適に使うには、メンテナンスや販売店のフォローが不可欠です。
すでに補聴器を使っている人向けに賢い使い方をご紹介します。

お店のアフターケア

補聴器の販売店では、お客様に対し様々なアフターサービスを実施しています。
補聴器の使用状態にもよりますが、3ヶ月に1度は補聴器販売店でメンテナンスをしてもらうことが大切です。

補聴器のメンテナンス

毎日使う補聴器は、定期的なメンテナンスが大切です。
特に耳穴型補聴器では、音の出る穴に耳垢などが詰まると聞こえが悪くなります。
補聴器は精密機器ですので、使用頻度にもよりますが、3ヶ月に1度は補聴器販売店でお掃除をしてもらい、2年に1度は分解清掃 (オーバーホール) を依頼することをおすすめします。
また、販売店では耳あか防止チップやスポンジなどの交換もしてくれます。

聞こえのアドバイス

補聴器は使い始めてから慣れるまで、ある程度の時間と訓練を要します。
困ったことや不安なことがあれば、販売店に相談しましょう。
また、補聴器を長く使っている人でも、体調や聴力の変化、使用環境などの原因で聞こえが変化することもあります。
その場合、販売店では音質の再調整をしたり、耳鼻科医の診断などを含む適切なアドバイスをしてくれます。

デジタル補聴器の音質調整

デジタル補聴器は、音質を利用者の聞こえに合わせることで真価を発揮します。
聴力や使用環境に合わせて音質を再調整することで、会話の聞きやすい優れた聞こえを保てます。

補聴器の簡単お手入れ

補聴器は精密機器なので、基本的には販売店でのメンテナンスがおすすめですが、自宅でもできるお手入れがあります。

補聴器の保管方法

補聴器にとって、湿気は大敵です。
使用しないときは、電池を取り外して乾燥ケースに収納してください。
空気電池を一緒に乾燥ケースに入れて保管すると、電池が消耗してしまいます。

機種別のお手入れ方法

お手入れの方法は機種ごとに異なります。
詳しくは補聴器の取扱説明書を参照して下さい。

耳穴形補聴器
音の出る穴の部分にたまった耳垢を専用のブラシなどで落として下さい。
また、空気電池のシールをはがしたとき、のりが残っていないかをしっかり確認して下さい。
耳かけ形補聴器
イヤモールドや耳栓に汚れや耳あかが詰まっていないかチェックし、補聴器本体のフック (耳にかける部分) の汚れを、アルコールを浸した綿などで除去して下さい。
また、チューブ (本体から出ている管) に溜まった水滴や、夏場の汗をこまめにふき取って下さい。
ポケット形補聴器
イヤモールドや耳栓に汚れや耳あかが詰まっていないかチェックします。
本体のマイク部の汚れや、ほこりもブラシで除去して下さい。
イヤモールや耳栓
まず、イヤモールドや耳栓を本体から取り外します。
次に中性洗剤を入れたぬるま湯に浸し、つまようじなどの細い棒で清掃して下さい。

※いずれの場合も、汚れがひどい場合は販売店に相談して下さい。